3か月の空白を経て、待望の生産再開
トヨタ自動車が、認証試験での不正問題により停止していた3車種の生産を4日夜から再開しました。宮城県と岩手県の工場で生産される「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」「ヤリス クロス」が対象です。約3か月ぶりの生産再開となり、多くの顧客が待ち望んでいた復活となりました。
不正問題の経緯と安全性の確認
6月に発覚した国の認証試験での不正により、国土交通省から出荷停止指示を受けていましたが、7月末に安全基準への適合が確認され指示が解除されました。当初9月2日に予定されていた再開は台風の影響で延期されていましたが、ようやく実現しました。トヨタは顧客への早期納車に全力を尽くす姿勢を示しています。
今後の課題:信頼回復と再発防止
しかし、7月に新たな不正が発覚し国土交通省から是正命令を受けたトヨタ。今後は再発防止策の確実な実施が重要な課題となります。業界リーダーとしての責任を果たし、失われた信頼を取り戻せるか、トヨタの今後の対応に注目が集まっています。
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240905/k10014573021000.html